【開催報告】「保険(InsurTech)・融資(ソーシャルレンディング)にみるFintechトレンドと海外事例紹介(Trend Note Camp #3)」

addlight journal 編集部  addlight journal 編集部

2016年10月21日、Finolab(東京・丸の内)にて、実際アメリカやアジアの最先端ベンチャーのトレンド・ビジネスモデルなどを学ぶことを目的とした勉強会シリーズの第3回目となる「保険(InsurTech)・融資(ソーシャルレンディング)にみるFintechトレンドと海外事例紹介(Trend Note Camp #3)」を開催しました。
当日は50名近くの新規事業開発責任者や起業家の皆様にお越しいただき、前半は弊社代表の木村より、InsurTechとソーシャルレンディングの概要と分類に関して共有し、後半はSV FrontierのCEO & Founderである鈴木陽三氏より具体的なサービス事例のお話をいただきました。
弊社木村からは、まずInsurTechをInsurTech1.0とInsurTech2.0に分類し、さらには生命保険、損害保険、健康保険の3つの切り口から、米国でのサービス事例を踏まえての概要とスタートアップだけでは展開が難しいという課題の共有を行いました。またソーシャルレンディングの概要をクラウドファンディングの一形態(融資)とした上で、ソーシャルレンディングの類型として、マーケット型やオークション型などに分類して説明しました。
昨今はソーシャルレンディングのサービス・プレイヤーが多様化しており、きれいに分類することが難しいため、その後鈴木氏より、具体的なサービスの紹介があり、理解度を深めることができるイベントとなりました。
鈴木氏からは、
1.個人の信用度がレーティングされており融資を行うこともできる中国のモバイル決済サービスAli Pay等の先進的な中国のFintech事情についてのケース
2.Alternative lendingとして1.4兆円ものアセットクラスとなり、ボラティリティが限定的であることなどからその33%が機関投資家の投資となった米国の融資型のクラウドファンディングサービスLending Clubの具体的なサービスの紹介
3.FinTechベンチャーの出現により米国の大手金融機関があらゆる面で影響を受けていること
などのお話をいただきました。

その後のQ&Aセッションでは、鈴木氏と弊社木村に対し、投資家や保険会社の方、都銀出身の方など様々なバックグランドの参加者様から質問を多くいただきました。例えば、InsurTechの中でのスタートアップの機会、銀行はじめ金融機関や保険会社との協業の際のポイント、与信とレーティングの関係、大企業におけるイノベーションのジレンマとカニバリゼーションへの対応など、質問も多岐にわたり、国内外スタートアップのサービスの例を踏まえた返答がおこなわれる、というインタラクティブなやり取りもあり、盛況となりました。
今後、海外スタートアップのトレンドに関連して、他Fintech分野でも引き続きイベントを開催する予定ですので、ぜひご参加くださいませ。
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